【観葉植物の梅雨対策】枯れる3大原因とその対策
こんにちは、風水アドバイザー資格を持つグリーンスマイルの橘です。
今日は、観葉植物の梅雨対策のお話しです。
梅雨のこの時期
「植物が弱ってきました、どうしたら良いですか?」
との問合せを時々いただきます。
また、風水では梅雨の観葉植物は開運アイテムとお伝えしたことがあるのですが、それは梅雨でも観葉植物が元気に育ってこそのこと。
枯れてしまうと、梅雨の風水効果も期待できません。
ということで、観葉植物の梅雨のお悩み解消のために、梅雨対策の中でも特に大切なポイントを3つに絞ってお伝えいたします。
梅雨の観葉植物3大トラブル
梅雨は、高温多湿で観葉植物たちの原産地に近い気候なので、本当なら観葉植物が好む気候なんです、これが梅雨の室内での管理となると色々トラブルが出てきます。
そのトラブルの原因は、幾つか考えられるのですが特に多いのは以下の3つ。
・根腐れ
・日照不足
・病害虫
それぞれの対策も含めて解説させていただきます。
根腐れ
梅雨に観葉植物が弱ったり、枯らしてしまう原因で一番多いのが根腐れです。
根腐れというのは、植物の根が腐敗してしまう現象のこと。
何故、そんなことが起こるかと言うと、それは土の水分量が多すぎることが主な原因。
植物は、水を根から吸収してますが、当然必要な量しか吸収しません。
必要以上には、水は吸収しません。
ですので水が多すぎると吸収しきれなかった水がずっと土に残ったままになります。
そうなると、根は周りの多すぎる水が邪魔で空気が吸えない窒息状態になってしまい根腐れを起こします。
この根腐れが起こると厄介で、そこからの復活は難しく枯れてしまう確率が高いです。
そんなことからも梅雨の水やりは、特に慎重にする必要があります。
梅雨の給水ペース
梅雨は、普段より湿度が高くなるので土が長時間湿ったままになりがちですよね。
何も考えずに今までと同じペースで給水していると根腐れしやすいです。
梅雨は、土が乾きにくいことを頭に入れて、土が乾くのを確認してから水やりしてください。
土が乾ききった数日後に給水するくらいでも大丈夫です。
日照不足
梅雨は、雨や曇りが多く日照時間が短くなりますよね。
この日照時間が短くなることで梅雨に観葉植物が弱ってしまうことも多いです。
というのも観葉植物は、日光を浴びることで光合成して栄養を生み出し生長するので十分な光がないと光合成ができずに、栄養分を作り出せずに健康な状態を保てません。
ただ、よほど暗い場所に置きっぱなしにしない限り、梅雨の日照不足だけで植物が枯れてしまうまでいくことはほとんどありません。
なので、それほど神経質にならなくても良いですが梅雨の数少ない天気の良い日は、有効に活用するようにします。
屋外に出したり窓際に置いたりなどして光が確保できる時に積極的に日光に当ててあげます。
ただし、直射日光だと葉焼けのリスクもあるのでガンガンに直射日光が当たらないように屋外なら軒下、窓際ならレースのカーテン越しなど工夫してあげると安心です。
以上のように梅雨の間の日照不足は一時的なことなので、そこまで深刻にならなくても大丈夫です。
梅雨の日照不足の盲点
ただし注意すべきことが1つあります。
それは、梅雨の日照不足で観葉植物が弱っているのに、それを知らずに水や肥料が足りないと勘違いして必要以上に水や肥料を与え過ぎる事。
これはNGです。
これが原因で根腐れを起こして梅雨に植物を枯らしてしまうパターンは、結構多いです。
特に観葉植物を可愛がり過ぎる過保護気味の人に多いので、心当たりある人は気を付けてください。
梅雨の病害虫
梅雨のジメジメした高温で湿度の高い環境は、病気や害虫が1年で最も発生しやすい季節です。
一旦、病害虫が発生すると見た目も不快ですし、そこから復活するのも簡単ではありません。
最悪、植物が枯れてしまう原因にもなります。
ですので梅雨は、早めに病害虫対策しておきましょう。
多湿に注意
まずは、植物を植えてる土と植物を置いてるお部屋の両方の多湿への注意。
土は水のあげすぎに注意しましょう。
土が湿った状態が続くと虫も病気も発生しやすくなります。
また観葉植物に水を上げた後に受け皿に残った水を、そのまま放置するのもNGです。
そこから病害虫が発生するリスクがあります。
給水後の受け皿の水は、その都度必ず捨てましょう。
観葉植物の置いてある部屋も多湿にならないように気を付けます。
一番簡単な方法は、頻繁にエアコンの除湿機能を使って部屋の湿気を取ること。
後は、サーキュレーターを使って風を循環させるのも部屋の湿気対策には効果的です。
そうやって、まずは土と部屋の両方の多湿に気を付けてください。
枯れ葉の処理
枯れた葉っぱを放置していると、そこから病気や害虫が発生しやすいですし、枯れた葉っぱが土の上に落ちた場合も、そこから病害虫が発生しやすいです。
ですので、枯れた葉っぱや土の上に落ちてしまった葉っぱは、その都度ちゃんと取り除いてください。
また、霧吹きなどで葉水して常に葉っぱを綺麗な状態に保ったり、小まめに植物をチェックするのも病害虫対策に効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、梅雨によくあるトラブルの中でも特に多い原因を3つに絞ってご紹介しました。
・根腐れ
・日照不足
・病害虫
是非今日の記事を参考に対策して、梅雨を無事に乗り切りましょう!