観葉植物の害虫予防と対策!簡単に出来るの7選
こんにちは、グリーンスマイル店長の橘です。
今回は、前回に引き続き害虫のお話しです。
前回は、害虫が出にくい観葉植物のお話しをさせていただきましたが、今回は簡単にできる害虫予防、対策のお話しです。
これからお伝えする対策をすれば、「絶対観葉植物に害虫が付きません!」とまでは言えませんが、ある程度の効果はありますので出来る範囲で実践してみてください。
目次
おすすめの観葉植物の害虫予防と対策7つ
明るく風通し良い場所で育てる
太陽の光を浴びて風通し良い場所にある観葉植物は、健康的に育ちます。
健康に元気に育っている観葉植物は、害虫による被害は起こりにくいです。
ですので、明るく風通し良い場所を確保して、そこで観葉植物たちを育てるだけで害虫の発生は、かなり防げます。
ただし、観葉植物によっては強い日差しに弱い品種もあるので、その辺は植物の特性に応じて注意してあげてください。
多湿に注意する
多湿というのは、ジメジメした環境のこと。
湿気の多いジメジメした環境は、害虫が好む環境なので気を付けましょう。
水をあげすぎたり、水はけが悪い土を使ったりして、なかなか土が乾かずに、ずっとジメジメした環境は害虫が発生しやすいです。
過度な水やりは避け、水はけの良い土を使うようにしましょう。
後、水やりした後の受け皿に水が溜まった状態も虫の発生の原因になるので、受け皿の水も溜めないようにします。
乾燥に注意する
先ほどの多湿とは真逆で乾燥も害虫が付きやすいです。
特にハダニなどは、乾燥した環境を好みます。
虫というと梅雨とか夏をイメージする人が多いですが乾燥の季節の冬も発生しやすいです。
暖房などで暖かく、乾燥している部屋の観葉植物は注意が必要です。
加湿器で、お部屋の湿度を調整したり、葉水で観葉植物そのものの乾燥を防ぐことが対策になりますので、冬は乾燥に気を付けて害虫対策しましょう。
葉水する
先ほどの観葉植物の乾燥の対策としても紹介した葉水。
葉水というのは、霧吹きなどで葉っぱや枝に水をかけることで、とても簡単に出来て効果の高い害虫予防。
小まめにやるのがお勧めです。
葉水する際は、葉っぱの表だけでなく、葉っぱの裏にも水をかけたり、布で拭いてあげると、より効果的です。
枯れ葉の処理は早くする
枯れた葉っぱは、放置せずに早めに取り除くのも害虫発生の予防になります。
葉っぱだけでなく、「アンスリウム」や「スパティフィラム」のように花が咲く観葉植物は、花が咲き終わった後、早めに取り除くようにします。
放置したままの枯れた葉っぱや花に病害虫が発生することがあります。
また、枯れた葉っぱや花が土の上に落ちた場合も、そこから害虫が発生しやすくなるので、土に落ちた 葉っぱや花も、都度ちゃんと取り除くようにしましょう。
土をマルチングする
土をマルチングするというのは、観葉植物を植えた後に土が見えなくなるよう、土の上を化粧石等で覆うことを言います。
これで100%虫が発生しないという訳ではないですが、土の表面を覆うことで、かなり害虫は発生しにくくなります。
また、土がむき出しより清潔で見た目もお洒落なので、マルチングはお勧めしたい害虫予防です。
水耕栽培にする
セラミスやハイドロボール等を土の代わりに使って観葉植物を育てる方法が水耕栽培(ハイドロカルチャー)です。
土の代わりに使用するセラミスやハイドロボールは、粘土を高温で焼いたもので無菌状態で害虫の心配は、ほとんどありません。
いわゆる培養土といわれる土を使うと、気を付けていても土の中の有機質に環境次第で害虫がつくことがあります。
無菌のセラミスやハイドロボールは、その心配がないので絶対に虫が嫌と言う方は、水耕栽培(ハイドロカルチャー)の観葉植物が良いと思います。
観葉植物の害虫対策まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、観葉植物に害虫を発生させないためにすべき対策を7つご紹介しました。
・明るく風通し良い場所で育てる
・多湿に注意する
・乾燥に注意する
・葉水する
・枯れ葉の処理は早くする
・土をマルチングする
・水耕栽培にする
どれも簡単に出来るものばかりなので、是非取り入れてみてください。