観葉植物と風水で笑顔とグリーンのある暮らしのお手伝い

パキラが枯れる10大原因とその対策!枯れない育て方がよく分かる

    
\ この記事を共有 /
パキラが枯れる10大原因とその対策!枯れない育て方がよく分かる

こんにちはグリースマイル店長の橘です。
今日は大人気の観葉植物「パキラ」の育て方のお話しです。

このパキラ、我が家のリビングにあるパキラです。
高さ2mを超えています。

10数年前に我が家に来て、枯れることも弱ることもなく元気に育っています。

もともと10号サイズといって160㎝くらいある大型のパキラだったんですが10数年で2m20cmまで育ち天井に付きそうな状態です。

それで、このパキラを10年以上育ててきた経験と、またお客様から頂くご相談やご報告などを参考にパキラが枯れる、よくある原因10個とその対処法をまとめました。

パキラを枯らさず元気に育てる大切なポイントがよく分かる内容になってるので、ぜひ参考にしてください。

パキラが枯れる10大原因とその対策

主にパキラを枯らしてしまう原因は以下の10個。

・水のあげすぎによる根腐れ
・光不足(置き場所)
・肥料切れ
・肥料焼け
・冬の寒さ
・葉焼け
・水切れ
・風通しが悪い(蒸れ)
・害虫
・根詰まり

ただし、私の経験やお客様のご相談を受ける中で特に多い原因は以下の3つです。

・水のあげすぎによる根腐れ
・光不足(置き場所)
・肥料切れ

私のイメージだと、ご相談いただく半数以がこの3つが原因です。

なので今から10個の原因と対処法をご紹介しますが、特に最初の3つに注意してください。

1.水のあげすぎによる根腐れ

パキラを枯らしてしまう原因で一番多いのが水のあげ過ぎです。
特に初心者さんに多いです。

パキラは、暖かい春から秋は、ひじょうに生育旺盛で葉っぱがワサワサにドンドン増えます。
枝が少し折れても、またすぐに新芽を出して成長し再生します。

がしかし、それに比べて根っこの成長は遅く根はどちらかと言えば繊細です。

水が多すぎると根が水を吸収しきれずに根腐れを起こしてしまいます。

葉っぱがワサワサ増えてドンドン成長しているのを見ると、ついついたくさん水をあげたくなる気持ちも分かるのですが根腐れの原因になるので水のあげ過ぎはNGです。

水は土が完全に乾ききってから、あげるようにしてください。
土が湿った状態がずっと続くのは良くありません。

ちなみに我が家の2mまで育ったパキラは、春から秋の生育期でも週に1度くらいしか給水していません。

冬の水やりは、もっと少なくします。
寒くなると植物は活動しなくなるので水は少しで大丈夫です。

我が家のパキラで冬の間は3週間に1度くらいのペースで水をあげています。

後、冬で気を付けないといけないのは床暖房の水やりです。

床暖房だと冬の間でも暖かいので、たくさん水を与える人も多いかと思いますが床暖房でたっぷり水をあげると土の中の水が温まりすぎて土が蒸れてしまい、これも根腐れの原因になります。

ですので、床暖房しているお部屋では、床に直接パキラを置かずに台の上などに置くようにしてください。
それで根腐れを防げます。

1度に水をあげる量については、「土全体が湿ったかな~」
くらいの量で鉢底から少し水が出てくるくらいが良いです。

植物の下に受け皿を敷いている場合は、受け皿の水は、溜めずに捨ててください。
これも根腐れの原因になります。

水をあげる頻度や量は、環境や植物そのものの体力で異なるので、こうすれば大丈夫と一概に言えませんが、給水は控えめで土を乾かし気味にするということは意識してください。

2.光不足(置き場所)

光不足でパキラを枯らしてしまう方も多いです。

パキラは耐陰性もあるので、太陽光が入らない部屋で室内照明だけでも育ちますが、それでもある程度の明るさは必要です。

必要な光の目安としては、「人が快適に暮らせるくらいの明るさ」です。

なので、半日以上薄暗い玄関、トイレ、廊下、寝室等で育てるのは避けましょう。
枯れてしまうリスクが高いです。

それでもどうしても、そのような場所にパキラを置きたい場合は、パキラに専用のライト(植物育成ライト等)を1つ用意してあげてください。

逆にたっぷり太陽光が浴びれる場所でのパキラのお手入れはとっても楽です。

我が家のパキラは、南西の窓際で育てていて、年中レースのカーテン越しに日光が浴びれる状態です。

このような場所が確保出来ればベスト。
手間暇かけなくてもパキラは元気に育ちます。

3.肥料切れ

パキラを「肥料切れ」で枯らしてしまう人も多いです。
しかしこの「肥料切れ」は、見落としがち

と言うのも、パキラを購入した1年目は、肥料を全く与えなくても多くの場合、問題なく春から秋くらいまで新芽をドンドン出して元気に育ちます。

肥料をあげないことが原因で枯れてしまうことは、まずありません。

なので「肥料は必要ない」と思ってしまいがちなのですが、そこが落とし穴。

生育期に肥料を与えたパキラと肥料を与えなかったパキラでは、後々の生育状況に大きな差が出ます。 

ちゃんと生育期に肥料をあげたパキラは、株が丈夫で元気に育つので冬の寒さにも耐えられますし、2年、3年と年数が経っても、毎年力強く新芽を出してくれます。

逆に、「冬にパキラが枯れた」とか「1年目は元気だったのに2年目は上手く育たない」とご相談いただく方の多くは共通して生育期に肥料を与えなかったということが多いです。

なので冬を越すためや2年目以降も元気に育てるためには、春から秋の生育期には、きっちり肥料を与えてください。

肥料は固形タイプでも液体タイプでも問題ありません。

4.肥料焼け

肥料焼けとは、肥料の与え過ぎが原因で植物が枯れたり弱ったりすることです。

適量の肥料は必要なのですが、多すぎる肥料はNGです。
肥料をあげる際は、ちゃんと肥料の説明書きに従ってください。

後、よくある勘違いから肥料焼けを起こす方も多いです。
それは、弱っているパキラに肥料を与えること。

弱っている植物は、肥料をあまり吸収できず、施肥が根に負担を与えて植物が枯れてしまうことがあるので注意してください。

5.冬の寒さ

パキラは寒さに強くなく、冬にパキラを枯らしてしまう方も多いです。

パキラが冬を越すのに必要な温度は、一般的に5~6℃と言われています。

しかし個体差があって、元気で丈夫な株なら5~6℃まで耐えられますが、弱い株や寒さに慣れていない株なら10℃を下回ると枯れてしまいます。

ですので、パキラは冬でも10℃以上確保できる場所に置いた方が安心です。

ただ寒さで葉っぱが枯れただけなら、ほとんどの場合、株そのものは生きています。

黒くなった葉っぱを切って、暖かいところで水をあげずに育ててあげれば春から新芽を出して元気な姿に戻ります。


例えこんな葉っぱが全くない状態でも根さえ生きていれば春から新芽が出てきます。

ただ、冬に弱ってしまったパキラに水をあげ過ぎたり肥料を与えたりすると根に負担がかかり、根が腐り、そのまま枯れてしまうので、その辺の調整は少し難しいかもしれません。

6.葉焼け

パキラは日光が大好きな植物ですが、強い日差しは苦手で葉焼けを起こすことがあります。

ですので、真夏は直射日光が当たらないよう注意しましょう。

ただ一部の葉っぱが葉焼けしただけでパキラ自体が枯れてしまうことはありません。

葉焼けが起きた時は、焼けた葉はカットして、直射日光の当たらない場所に速やかに移動すれば問題はありません。

7.水切れ

パキラは、乾燥に強いので、少々の水切れでは簡単には枯れません。
なので水切れは、それほど心配する必要はありません。

例えば、真夏に2週間とか3週間とか、全く給水しなくても枯れずに生きてる場合が多いです。

ただ、木の部分が水切れでカラカラに干上がってしまうと、そこからの復活は難しいです。

しかし少し水切れを起こして植物がぐったりしている程度なら、そこからたっぷり給水してあげれば元気な姿に戻ることが多いです。

8.風通しが悪い(蒸れ)

パキラに限らず観葉植物の多くは蒸れを嫌います。
病気や害虫発生の原因になります。

特に梅雨時期から夏にかけては風通しの良い場所にパキラを置いてあげると病害虫が発生しにくくなります。

どうしても風通しが確保できない場合は、サーキュレーターを使って空気を循環してあげましょう。

またパキラは生育旺盛なので、放置していると枝や葉っぱが伸び放題になることがあります。

そうなると枝や葉っぱが密集し過ぎて、中の方まで風が通らず蒸れて病気や害虫が発生しやすくなります。

なので春から夏の生育期で枝が伸び放題になった時は剪定してあげましょう。

9.害虫

パキラに付く害虫といえばハダニやカイガラムシですが、パキラは比較的害虫は付きにくい植物です。

我が家のパキラも10数年の間に害虫が付いたことは一度もありません。

風通しを確保してあげて、定期的に霧吹きなどで葉っぱの裏表に水をかけてあげるだけで十分に害虫予防になります。

それでも、もし害虫が発生した時は、園芸用の殺虫剤を使うと簡単に駆除できます。

10.根詰まり

根詰まりは、何年も同じ植木鉢でパキラを育てた場合に起こることがあります。
植木鉢の中で根っこが伸びるスペースがなくなる状態です。

根詰まりが起きると、栄養や水分を吸えず枯れてしまいます。

ただパキラの場合、根詰まりの心配は、あまりありません。

と言うのもパキラは、枝や葉っぱの生長が早いですが、それと比べて、根っこの生長は遅いので根詰まりしにくいです。

我が家で10年以上育てているパキラでも根詰まりしたことなく、これまで一度も植替えしていませんが元気に育っています。

それでも稀にパキラが根詰まりすることもあるので、最後10番目の原因としてご紹介させていただきました。

土が早く乾くようになったり、鉢の底から根っこが出てくると根詰まりしている恐れがあります。

そんな時は、一回り大きな鉢に植え替えれば問題解決です。

パキラが枯れる原因のまとめ

いかがでしたでしょうか?

パキラが枯れる原因10個とその対策を解説させていただきました。

今回ご紹介したパキラが枯れる原因は以下の10個でした。

・水のあげすぎによる根腐れ
・光不足(置き場所)
・肥料切れ
・肥料焼け
・冬の寒さ
・葉焼け
・水切れ
・風通しが悪い(蒸れ)
・害虫
・根詰まり

中でも最初の3つ「水のあげすぎによる根腐れ」「光不足(置き場所)」「肥料切れ」が原因でパキラを枯らしてしまう人が特に多いので、初心者さんはまずこの3つに注意しましょう。

パキラは強い植物なので、この3つを意識するだけで十分元気に育ちます。

パキラ関連記事

パキラのご購入

Green Smileのパキラ

炭入りやカラーストーン入り等のグリーンスマイルのオリジナル「パキラ」のご案内

動画で見る【枯れないパキラの育て方】

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright©グリーンスマイル【観葉植物と風水 】,2024All Rights Reserved.