観音竹・棕櫚(しゅろ)竹
ヤシ科
原産地:中国南部・東南アジア
花言葉:スマートな淑女・日々平安
観音竹、棕櫚(シュロ)竹は姿、形、性質ともによく似ています。
シュロチクは、観音竹に比べ、全体的に細っそりして背が高く、葉は、棕櫚(シュロ)竹のほうが細長く枚数も多い。
一般的に観音竹のほうが棕櫚(シュロ)竹よりも高級です。
両方ともヤシ類で和にも洋にも合わせられ人気のインテリアプランツです。
観音竹・棕櫚(シュロ)竹の種類
・観音竹 ダルマ
中型に育つポピュラーな品種です。
光沢のある厚い葉は青味を帯びています。
・観音竹 コダルマ
観音竹ダルマと同じ青葉種で、コンパクトに育ちます。
ダルマよりも葉が多く茂り人気があります。
・観音竹 ナンザンニシキ
緑色に黄色の斑が入る品種です。
斑入りの品種の中でも丈夫で美しいので人気があります。
・ウンナンシュロチク
普通のシュロチクよりも葉が細く、繊細な印象の品種です。
観音竹・棕櫚(シュロ)竹の管理・育て方
観音竹・棕櫚(シュロ)竹は比較的簡単に育てられます。
温度管理
棕櫚(シュロ)竹は耐寒性がありますが、観音竹は暖かい室内でないと越冬できません。
元気に成長するには、13~15℃程度必要。
美しい状態で鑑賞するには、10~12℃程度必要。
株が生き残るには7~8℃程度必要。
置き場所・光
日陰や半日陰を好みますので室内の暗い場所に飾ることもできますが、暗すぎると間伸びします。
時々は明るい場所に移動させましょう。
また強い風にあたると葉が傷みますので、ベランダで育てるのは避けましょう。
冬は室内に置きますが、観音竹の方が寒さに弱いので暖かい場所で育てます。
水管理
春から秋の生育期は、土が乾けばたっぷりと水を与え、定期的に葉に散水してあげましょう。
冬は、土を乾かしぎみに管理します。
鉢土が白くなってからさらに2日ほど経ってから与えます。
週に2回ほどスプレーで葉水をして湿度を高めるのがおすすめです。
肥料
生育期には2~3ヶ月に1回肥料をあげます。
冬は必要ありません。
増やし方
株分けで増やすことができます。
土を落としてから、2~3株ずつになるようハサミでほふく茎を切って植えつけます。
観音竹・棕櫚(シュロ)竹の楽しみ方
葉が細くスタイリッシュな棕櫚(シュロ)竹はヤシの木ように南国の雰囲気に合わせやすい観葉植物。
飾り方を工夫すれば「和」のイメージにも合うので和食店などでも人気の観葉植物。
一方の観音竹も同じくヤシ科の植物ですが丸みを帯びた葉っぱ南国の雰囲気より「和」のイメージに合う観葉植物です。
観音竹・棕櫚(シュロ)竹、共に水のやりすぎや根詰まりなどが原因で葉先が茶色く枯れることがあります。 痛んだ葉先はハサミで切り取りましょう。
大きくなり過ぎると姿が乱れます、また根詰まりも起こしますので、2年に1度くらい植え替えしましょう。
病害虫はカイガラムシに注意
観音竹・棕櫚(シュロ)竹の風水
観音竹・棕櫚(シュロ)竹は観葉植物の中でも空気浄化効果(室内の空気をきれいにする効果)が高い植物。
空気浄化効果の高い観葉植物は風水では悪い「気」を浄化するパワーも強い開運アイテム。
ご家庭の玄関、リビングやオフィス、お店の運気アップの風水観葉植物として人気です。