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プテリスの育て方の基本(置き場所、水やり、温度管理等)

    
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プテリスの育て方の基本(置き場所、水やり、温度管理等)

こんにちは、観葉植物通販「グリーンスマイル」の橘です。

今回はシダ植物の仲間「プテリス」のお手入れの基本を解説いたします。

プテリスの基本情報

プテリスは、イノモトソウ科イノモトソウ属に分類されるシダ植物の総称。
日本産のマツザカシダ、イノモトソウ、ヒメイノモトソウなども同じプテリスの仲間です。

原産地は、熱帯・亜熱帯地方で、花言葉は「信頼・平凡な心」です。

プテリスの種類はとても多く、世界各地で200種以上、日本でも50種以上が自生しています。
観葉植物として市販されているものでも10種以上あります。

プテリスの種類

プテリス トレムラ

オーストラリアやニュージーランド原産。
葉柄は暗めの褐色で小さな繊細な葉を羽状に広げます。

プテリス クリスタータ

「オオバノイノモトソウ」の園芸品種。
葉は細長く明るめの緑色です。
先端が分裂し鶏のとさかのように見えるのが特徴です。

マツザカシダ

学名はPteris nipponicaで、名前の通り日本の固有種で本州の暖地に分布しています。
葉に少し光沢があり、葉の中央に白斑が入るのが特徴です。

プテリスの管理・育て方

置き場所・光

日陰~半日陰の植物で、日当たり良い場所に置くと葉焼けを起こすので注意します。

乾燥に弱く湿度を好む植物なので強い風が当たる場所は苦手ですが、生育期には屋外の日陰で管理すると丈夫に育ちます。

プテリスは耐暑性はありますが耐寒性はやや弱いです。
それでも室内なら冬越しも難しくありません。

温度管理

寒さにもある程度は耐えられ、5℃程度以上あれば冬越しできます。

適温は20~30℃ですが、12~13℃あれば元気に生育します。

また7~10℃程度あれば綺麗な状態は保てます。

水管理

プテリス等のシダ植物は湿度のある環境を好み乾燥を嫌います。

ですので春から秋にかけての生育期には、土の表面が乾けば、たっぷりと給水します。

冬は活動が鈍くなるので、水やりは控えめにし、やや土を乾かし気味に育てます。

プテリスの葉っぱは、乾燥を嫌い空中湿度を好もので、1年を通して霧吹きなどで葉に散水してあげます。

肥料

春から秋の生育期には肥料を与えます。

月に2~3回の液体肥料と、2~3か月に1度の固型肥料の両方、またはどちらかだけでも良いです。

冬は基本的に必要ありませんが、夜の温度が高い室内などで、冬でも生長が見られるときは月に1回程度液体肥料を与えます。

増やし方

株分けで増やすことができます。
2年に1回程度植え替えしたほうが良いので、植え替え時にハサミで2~3株に分けてから植えつけます。

プテリスお手入れの注意点

シダ植物なので湿気を好みますが、土がずっと湿った状態が続くと根腐れを起こすことがあります。
ですので、土が乾くのを待ってから給水するのが安心です。

しかし葉は、湿気が大好きで空中湿度が不足すると元気をなくしたり、枯れてしまうことがあるので定期的な葉への散水は必要です。

もし葉が枯れた場合は、できるだけ早い段階で枯れた葉を切り戻し、新芽を吹かせましょう。

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