観葉植物の基礎
観葉植物はもともと熱帯から亜熱帯地方に自生している植物です。
最近では、原種ではなく、人為的に改良された観葉植物も多く出回っているようです。
観葉植物って?
原種から改良されて、より育てやすく、また観賞用としてより美しくなっているものが多く出回ってるって意外ですね。
(植物の品種改良は、観葉植物に限ったことではなく、多くの植物で園芸用として一般的になっているようです。)
観葉植物は美しい葉の色やユニークな葉の形からインテリアとして親しまれています。
空気浄化効果や光合成による酸素の放出など、見て楽しむだけでなく環境にも良いと言われ人気です。
色々と植物がある中でも観葉植物は丈夫で育てやすいものが多いことから、年間を通して楽しめます。
観葉植物って熱帯原産ですから、高温や強光を好むものばかりって思われがちですが、光に弱いものや耐寒性のあるものなど種類も色々です。
お部屋に飾るときは、観葉植物の性質を調べ、適した環境で育ててあげましょう。
観葉植物のメカニズム
観葉植物に限ったことでなく植物全てに言えることですが、植物たちが生きていくためには、土と光、空気、水、温度が必要です。
観葉植物は土の中に体全体を支える根を張り、土の中から水分と養分を吸収します、そして光と空気で光合成を行い、その光合成により観葉植物自身で養分(エネルギー)を作り出します。
また多くの観葉植物は温度を感じて成長、休眠を行っています。
ですから、温度管理は観葉植物の成長にとってとても重要なんです。
実際、自分で観葉植物を育てていると、太陽の光に向かって葉が伸びる姿や、春先の暖かさを感じて観葉植物グングン成長する姿など、観葉植物のメカニズムを直接感じることができます。
観葉植物を上手に育てるために、成長のメカニズムを理解し、土、光、空気、水、温度に注意してあげましょう。