アグラオネマの育て方、楽しみ方
サトイモ科
原産地:マレーシア
花言葉:スマート・青春の輝き
長楕円型で20cm程の葉の色は、種類により濃い緑色のものから薄いものまで様々。
一般にお店などで、まだ多く出回っていませんが、斑入りの葉が美しく観賞用として人気です。
アグラオネマの種類
・アグラオネマ コンムタツム
濃いグリーンの葉っぱに薄い緑色の斑が入ります。
日陰でも成長するので室内インテリア向きの品種です。
高温多湿を好み、寒さに弱いため冬の管理は乾燥気味にするのがよいです。
・アグラオネマ シルバーキング
葉は楕円形で長さは約20cm。濃い緑色に銀白色の斑が入ります。
地の部分より斑の部分が大きいため、全体的には白っぽい淡いグリーンに見えます。
・アグラオネマ シルバークィーン
アグラオネマ シルバーキングと模様が似ていますが、
シルバークィーンの方が少し丸みを帯びた幅の広い葉をしています。
・アグラオネマ クリスプム
葉は長楕円形の多肉質で厚みがあります。1メートル程にも成長する大型の品種です。
葉の縁と真ん中以外に白い斑が入ります。
・アグラオネマ サム・レモ
映画「レオン」にも登場したという噂のアグラオネマです。
茎がすらりと長く伸び、丸みを帯びた濃い緑色の葉に白い斑が入ります。
流通量は少なく貴重な品種です。
アグラオネマの管理・育て方
アグラオネマは比較的育てやすい植物です。
温度管理
アグラオネマは高温多湿を好みます。
元気に成長するには、13~15℃程度必要。
美しい状態で鑑賞するには、12~13℃程度必要。
株が生き残るには、8~10℃程度必要。
置き場所・光
高温多湿を好むので、湿度が保てる日陰や半日陰の場所に置きましょう。
直射日光下では葉やけを起こす事があります。
寒さには弱いので冬は室内管理になりますが、5~9月は戸外の日陰で育てることができます。
水管理
水は冬は少なめ、5~9月の生育期は、土が乾けばたっぷりと給水。
空中湿度を好むので、定期的に葉に散水してあげましょう。
肥料
生育期は、おおよそ2ケ月に1回の割合で化成肥料を与えてあげましょう。
増やし方
挿し木、株分け
6~7月の高温期だと挿し木、株分けで簡単に増やすことが可能です。
茎を3~4節に切って挿し木用土に挿します。
またわき芽を挿す事もできます。
株元から出た大き目のわき芽を根元部分から取って土に挿します。
寒い時期の挿し木、株分けには難しいので注意しましょう。
アグラオネマの楽しみ方
まだまだ流通量は多くありませんが葉の色や葉への斑の入り方が独特で観賞価値高くインテリアグリーンとして最近注目されている観葉植物。
斑入りのグリーンの葉っぱが印象的ですがピンク色が入った種類も鮮やかで人気です。
葉の色を鮮やかに楽しむためには、葉に日光をたっぷり与えた方が良いですが、夏場などの強い直射日光は葉焼けを起こすので注意。
四季を通して楽しめますが冬になると下葉が枯れだしてしまうことが多いので、枯れた下葉はこまめに取り除いてあげましょう。
枯れた葉がいつまでもあると病気や生育不良の原因になります。
アグラオネマの風水
アグラオネマは空気をきれいにする空気浄化効果の高い観葉植物。
空気浄化効果の高い観葉植物は風水では悪い「気」を浄化するパワーが強いと言われます。
リビングや寝室などで魔除け・厄除け効果が期待できます。
また楕円形(丸い)葉を持つ観葉植物は調和をもたらす効果があると言われます。
人が集まるリビングやオフィス、お店などに最適です。