ディフェンバキアを元気に育てるポイントと風水
どうもこんにちは、風水アドバイザー資格を持つグリースマイル店長の橘です。
今日は、葉っぱの綺麗な観葉植物「ディフェンバキア」を元気に育てるためのお手入れの基本と風水のお話しです。
幅広の緑地の葉に白っぽい斑が入り、そのコントラストが美しい鑑賞価値の高い観葉植物。
鉢物でも寄せ植えでも使いやすく人気です。
目次
ディフェンバキアの基本情報
サトイモ科
原産地:南アメリカ
花言葉:危険な恋
ディフェンバキアは、種類が多く30種類程あると言われています。
日本で多く流通している品種は3~4種類くらい。
特によく見かける人気品種は以下の「ディフェンバキア トロピック・スノー」
以下の「ディフェンバキア カミーラ」等。
どちらも葉っぱの色が特徴的で綺麗です。
これらディフェンバキアは、小型種から大型種まであって、小型種で高さは、最大で40~50㎝くらいになります。
大型種だと高さ2mくらいにまでなります。
室内の空気を綺麗にするエコプラント
ディフェンバキアは、綺麗な葉っぱに特徴ありインテリアグリーンとして人気ですが、さらにお勧めしたいポイントがあります。
それは周囲の空気を綺麗にする空気清浄効果。
NASAが発表した空気清浄効果のあるエコプラント(観葉植物)として紹介されました。
葉っぱが美しく、空気を綺麗にする、とても魅力的な観葉植物です。
ただし1点、ディフェンバキアの樹液には注意が必要です。
ディフェンバキアの樹液には、シュウ酸カルシウムという毒があります。
毒性は強くはありませんが、誤って樹液を口に入れると口の中に痛みが走ったり、のどが腫れることがあります。
肌が弱い人だと、樹液が手に触れることでカブレることもあるので、作業する際は手袋を付けるのが安心です。
ディフェンバキアの管理・育て方
置き場所・光
ディフェンバキアは、南アメリカなどの自生地では、たくさん木が茂る森の中の日陰で生育します。
そんなこともあって強い日差しは苦手。
強い日差しに当てると葉焼けを起こしやすいです。
逆に耐陰性はあって、室内管理に向いています。
日光の入らない部屋で育ちます。
ただし、ディフェンバキアの魅力の綺麗な斑入りの葉っぱは、光に当てた方が綺麗になります。
また、ずっと日陰に置いたままだと枝がヒョロヒョロと伸びて徒長しやすいです。
理想の置き場所は、弱めに太陽の光が当たる場所。
例えば以下のような場所
・レースのカーテン越しに日光が当たる場所
・窓から太陽光が入る部屋で、直接日光が届かない場所
・屋外の軒下(尚、冬の屋外はNG)
そのような場所だとディフェンバキアは元気に育ちお手入れも楽です。
後、ディフェンバキアは風通しの良いところに置いてあげるのも重要です。
風通しが悪い場所だと虫が発生することがあります。
温度管理
ディフェンバキアの適温は20~30℃くらい。
20~30℃くらいのシーズンだと、次々葉っぱを出して生長します。
最も好ましいのは、20~30℃くらいですが15℃程度あれば元気に生育します。
ただ寒さには強くないので、冬は暖かい場所で育てるようにします。
目安でいうと冬は8℃程度保てれば冬越し可能です。
とにかく冬の寒さに気を付ければ、1年通してお手入れは難しくありません。
水管理
水の管理は、春から秋の生育期は、土が乾けばたっぷりと水を与えます。
冬は水を控えめにし、土が乾いてから数日後位で大丈夫。
水をあげる際は、鉢の底穴から水が出てくるくらいしっかり給水します。
後、ディフェンバキアの大きな葉っぱは、乾燥を嫌うので定期的に霧吹きなどで葉に散水します。
葉水は毎日でも良いくらいで、葉っぱの表だけでなく裏にもします。
葉水をしっかりすることで、葉っぱの乾燥を防ぐだけでなく害虫予防にもなります。
肥料
ディフェンバキアは、生育期になると新しい葉っぱをたくさん出すこともあって肥料切れを起こしやすいです。
肥料切れになると葉が黄色くなって落葉するので注意しましょう。
肥料は、生育期に粒タイプの緩効性肥料を与えて、さらに1週間~2週間に一度くらいのペースで定期的に液体肥料を与えます。
そうすることで、葉がより多く茂って株も元気で丈夫に生育します。
生育が鈍る真夏や冬の間は、基本肥料は必要ありません。
増やし方
挿し木か取り木で増やすことができます。
下の方の葉がなくなってきて仕立て直しする時に、切った茎を挿します。
2~3節に切ってバーミキュライトなどに挿します。
害虫対策
ディフェンバキアには、ハダニやカイガラムシが付くことがあります。
その原因の多くは乾燥。
ですので対策としては「葉水」です。
定期的に、また頻繁に葉水するだけで害虫はほとんど防げます。
後、風通し良い場所に置くのも大切です。
ディフェンバキアの楽しみ方
ディフェンバキアは寒さに弱い植物ですので基本、鉢植えにして室内で楽しみます。
寒さに弱いディフェンバキアの冬越しには、秋の管理が大きく影響します。
9月頃から冬に向け強い株作りを心がけます。
できるだけ戸外の日の当たるところで育て、気温が10度を下回るようになれば室内の窓辺などで育てます。
秋の間にそのようなことを行うだけで、越冬がかなり楽になります。
また伸びすぎで姿が乱れた場合は、生育期であれば、伸びすぎた茎を切りとりましょう。
新芽は比較的簡単にでてきます。
ディフェンバキアの風水
風水では観葉植物は、自然のパワーが凝縮された開運アイテムです。
悪い気を浄化して気の流れを変える効果があると言われています。
どんな観葉植物をどのように飾っても基本すべて吉とされています。
ですのでディフェンバキアをどこに飾っても全て運気アップにつながりますが、ココではディフェンバキアが特に強く持つ風水効果のお話しをさせていただきます。
ディフェンバキアのように大きく丸みを帯びた葉を持つ観葉植物は「金運アップ」「人間関係の運気アップ」「健康運アップ」が期待できます。
飾る場所は、基本どこでも問題ありませんが、より相性が良いのは方角で言うと金運なら「西」。
人間関係の運気なら「東南」、健康運なら「北」です。
後、魔除け厄除けのパワーも持ち、「北東」とも相性が良いです。
加えて、ディフェンバキアのような個性的な柄の葉を持つ観葉植物は、東の方向とも相性が良く、東に置くことで良い情報や良い知らせが入ると言われています。
尚、ここでの方角は、家の中心から見てとなりますが、各お部屋ごとで考えてもらっても大丈夫です。
ディフェンバキアと相性良い部屋は、リビング、寝室、玄関等です。
ディフェンバキアの種類
・ディフェンバキア カミーラ
園芸品種の中では最も多く流通している品種です。
コンパクトに育ち、葉は真ん中が大きく白色になり縁が緑になります。
日照不足には比較的強いのですが、寒さには弱いので10℃以上で冬越しさせましょう。
・ディフェンバキア ”トロピックスノー”
ディフェンバキアの中でも大きく生育する品種。
厚く丸みのある葉の中央部に白色の斑が入ります。
他の品種よりも日陰にも寒さにも強いです。
・ディフェンバキア アンナ
小型の園芸品種でコンパクトな株立ちです。
葉の中央部分にライトグリーンの斑がたくさん入り、葉の縁は白覆輪になるのが特徴の美しい品種です。
・ディフェンバキア コンパクタ
小型の品種です。
濃い緑色の葉にライトグリーンの斑が入ります。
子株でよく増えます。