とっても簡単!サンスベリアの育て方5つのポイント
こんにちは、グリーンスマイルの店長で風水アドバイザーの資格を持つ橘です。
今日は、観葉植物のサンスベリアの育て方、お手入のお話しです。
サンスベリアは、シンプルな形でインテリア性高い観葉植物。
リビングでも玄関でも、お家のどこに置いても楽しめます。
それにサンスベリアは、マイナスイオンの放出量が多かったり空気清浄効果に優れていることでエコプラントと呼ばれて、たいへん人気。
育て方も、比較的簡単で初心者さん向きの植物でもあります。
目次
サンスベリア(トラノオ)とは?
サンスベリアの育て方のポイントのお話しの前に、簡単なサンスベリアの基本情報から。
原産地:アフリカ・南アジア
花言葉:永久・不滅
サンスベリアは暑さと乾燥に強い植物。
逆に寒さと多湿がとても苦手な植物です。
ですので春から秋はとってもお手入れが簡単で育てるのも手間いらず。
しかし冬の管理は注意が必要になってきます。
サンスベリアの育て方 5つのポイント
サンスベリアを枯らさず上手に育てるには、幾つかポイントがありますが、まずは以下の5つのポイントを押さえておけば、大丈夫です。
・水管理
・置き場所
・肥料
・植え替え
さらにこの5つの中でも最重要ポイントは以下の2つ。
・温度管理
・水管理
この2つをきっちり管理できれば、サンスベリアを育てるのは、とても簡単です。
実際に私がこれまでご相談を受けた
「サンスベリアが上手く育たない」
の原因のほとんどが、「冬の寒さ」「水のあげ過ぎ」のどちらかが原因でした。
と以上を踏まえて、サンスベリアを元気に育てるポイントを1つずつ詳しく見ていきましょう。
サンスベリアの温度管理
サンスベリアは、高温を好む植物で寒さに弱い観葉植物。
春から秋は、ほぼ手間いらずで育ちますが、冬の寒さには注意が必要です。
冬越しには、最適でも8℃以上保つようにしましょう。
適温は25~30℃くらい。
ですが15℃以上保てれば元気に生育します。
15℃を下回ると、生育が鈍ったり生育が止まりますが、10~12℃程度あれば綺麗な状態を保てます。
ということで冬の間は、寒さに注意。
できるだけ暖かい場所で夜間も急激に温度が下がらないような場所で管理しましょう。
冬の寒暖差に注意
冬の管理で見落としがちで、気を付けなければいけないのが昼と夜の寒暖差。
冬の日中は、日が差し込む窓際が暖かいので、窓際で育てている方も多いと思います。
確かに冬の日中は、暖かい窓際で育てるのは良いのですが、夜間の窓際は急激に温度が下がることがあります。
その昼と夜の寒暖差でサンスベリアが枯れてしまう事がよくあるので、冬の間は、日中は窓際、夜間は部屋の真ん中等に移動するなど工夫してあげるのが良いです。
水管理
サンスベリアは、多湿を嫌う観葉植物で水のあげすぎで根腐れを起こして枯らしてしまう人が多いです。
給水は、春から秋の生育期でも月に1回くらいで大丈夫です。(乾燥気味の場所でも、月に2回程度)。
一度の給水の量は、鉢底の穴から水が出てくるくらいしっかり与えます。
冬の間は一切水をあげなくても大丈夫です。
目安として、最高気温が15℃を下回るような環境だと水やりは不要です。
ただ冬でも暖房等で暖かく乾燥気味のお部屋で、昼夜通して15℃を超える場合は、月に1回程度水をあげます。
昼は15℃を超えて暖かいけど夜になると10℃を下回る等のお部屋の場合は、基本水をあげなくても大丈夫です。
サンスベリアは、水のあげすぎで枯れることはよくありますが、水が足らなくて枯れてしまうことは、あまりないので常に乾かし気味で育てる方が安心です。
ただ給水の量や頻度は、置かれている環境や土の保水性等の諸条件、また植物そのものの体力によって変わってくるので植物の様子を見ながら給水してあげるのが良いです。
もし葉っぱが数枚シワシワになってきたら水切れを起こしている可能性があるので、その時は少し水をあげてください。
水切れを起こしてから水をあげても問題ないので、とにかく給水は控えめにを心がけましょう。
置き場所(光)
高温を好む植物なので春から秋までは、どこに置いても問題ありません。
日光が入る場所が理想ですが、明るい室内照明だけでも大丈夫です。
ただし、真夏の直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こし弱ることがあるので真夏の直射日光は避けてください。
サンスベリアは、暖かい南国に行くと自生していたり地植えされていたりと、真夏でもガンガン直射日光が当たってても元気に育ってる場合もあります。
日頃から日光に慣れていると真夏の直射日光でも耐えられますが、日本で売られているサンスベリアは温室育ちで、そんなに強くないので真夏の直射日光は避けた方が無難です。
冬の間の置き場所は、先ほどお伝えした通り、最低でも8℃以上できれば15℃以上保てるお部屋で育ててあげてください。
肥料
サンスベリアは、肥料を全く与えなかったからといって、それで枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし丈夫に元気に育てるには、春から秋の生育期はきっちり肥料を与えた方が良いです。
肥料をちゃんと与えることで新芽も出やすくなりますし、葉っぱも元気な状態を保ちます。
後、植物に体力が付き冬を越すのも楽になります。
肥料は観葉植物用の固形タイプでも液体タイプでも問題ありません。
使い方や使用頻度は肥料によって異なるので、肥料の説明書きに従って与えてあげてください。
冬は肥料は必要ありません。
植え替え
サンスベリアは生育旺盛なので2年とか3年とかで鉢がいっぱいになってきたら、鉢の中で根詰まりを起こす恐れがあるので植え替えをしてあげましょう。
植え替えは、大きく2つのパターンがあります。
「大きく育てたい場合」と「今までと同じ植木鉢で楽しみたい場合」です。
①大きく育てたい場合
大きく育てたい場合は、そのまま植木鉢からズボッと抜いて、根っこについた古い土を落として一回り大きな鉢に新しい土で植え替えてあげてください。
鉢を大きくして、株を大きく育てていく植え替えとなります。
以下の手順です。
鉢がパンパンにいっぱいになってきたら
一回り大きな植木鉢を用意します
新しい鉢に新しい土で植え替え
一回り大きな植木鉢への植え替えです
②今までと同じ植木鉢で楽しみたい場合
大きく育てずに同じ植木鉢で同じように楽しみたい場合は株分けします。
こちらも一度植木鉢からズボッと全部抜いあげます。
少し株を減らして一回り小さくして、これまでと同じ植木鉢に、新しい土で植えなおしてあげます。
で残った株は、別の鉢に植えてあげれば元気に育ちます。
以下の手順です。
鉢がパンパンにいっぱいになってきたら
少し株を減らして、同じ鉢に新しい土で植えなおし
残った株は、別の鉢に植えてあげましょう
株分けでの植え替えです
植え替え後は、1~2週間程度、水はあげなくて大丈夫です。
サンスベリアの育て方の基本 まとめ
サンスベリアの上手な育て方をまとめますと、以下の5つのポイント。
・水管理
・置き場所
・肥料
・植え替え
この5つのポイントさえ押さえておけば、サンスベリアを育てるのは難しくありません。
是非試してみてください。
サンスベリアを増やして育てる
サンスベリアは、1鉢から簡単に増やせます。
せっかくなら幾つかに増やして楽しむのもお勧めです。
サンスベリアの葉挿し
サンスベリアは、葉挿しで増やします。
葉挿しは1枚の葉を10センチ程度に切り、清潔な土に挿すだけととても簡単なので是非参考にしてみてください。
手順は以下の通りです。
以上で葉挿しの完了です。
しばらくすると根が出てきます。
直射日光の当たらない半日陰に置いてあげて、水は与えなくて大丈夫です。
サンスベリアの育て方は種類で違う?
サンスベリアはとても種類が多い観葉植物で60~70種位あると言われています。
種類によって育て方も違うと思われがちですが、日本で流通しているものは、基本的なお手入れは同じと思っていただいて大丈夫です。
特に人気のサンスベリアの「サンスベリア ローレンティー」「サンスベリア ゼラニカ」「サンスベリア スタッキー」の育て方は同じです。
サンスベリア ローレンティー
厚みのある多肉質の細長い剣状の葉には、濃い緑色の縞々が横方向に何段も入ります。
葉の縁は黄緑色になります。
最も流通量の多いサンスベリアです。
サンスベリア ゼラニカ
サンスベリア ローレンティーとよく似ていますが、ローレンティーのように葉の縁は黄緑色ではありません。
白い斑が多めに入って、グリーンと緑のコントラストがモダンな印象のサンスベリアです。
やや色が薄いので性質弱い印象を持つ方もおられますが、育て方は「サンスベリア ローレンティー」と同じです。
サンスベリア スタッキー
葉っぱが棒状なのが特徴なグリーンの濃淡がきれいなサンスベリア。
最近人気の品種で、こちらも同じくお手入れは簡単。
手間いらずで育ちます。
サンスベリアの風水
元気に育った「サンスベリア」は、風水効果も期待できます。
観葉植物の風水にご興味あれば参考にしてください。
魔除け・厄除け
サンスベリアは空気浄化効果(室内の空気をきれいにする効果)に優れた観葉植物。
空気浄化効果に優れた観葉植物は風水では悪い「気」を浄化するパワーが強い開運アイテムで魔除け・厄除け効果が期待できます。
仕事運アップ
サンスベリアの葉のように真っ直ぐ上へ伸びる観葉植物は仕事運アップのパワーを持ちます。
サンスベリアのご購入
Green Smileのサンスベリア
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